護衛艦『いかづち』のヘリコプター甲板。甲板上のヘリコプターは対潜哨戒ヘリコプターSH-60J。着艦したヘリコプターはローターを後ろへたたみ、ベア・トラップによって奥の格納庫へ収容される。
2002年10月14日、海上自衛隊創隊50周年記念国際観艦式に併せて、横須賀で行われた艦内公開で撮影。見学者通路確保のため、実際よりヘリの駐機位置が前寄りになっている。ベア・トラップの軌道が板によって塞がれていること、尾翼後端の黄色と黒のゼブラ模様のカバーなど、見学者対策で通常の状態とは異なっている点にも注意。機体の下にある薄灰色の板状のものがベア・トラップ。着艦時のベア・トラップ定位置は、甲板上黄色い線の交点あたりになる。よって、駐機位置もあと2mほど後よりになるのが本来の位置。弧状に引かれた白線は機首の位置、その向こうの赤の線はローターの位置を示している。
格納庫の上にある正方形のものは着艦誘導灯。その上にあるバーは、水平灯。いずれも着艦するヘリコプターを正しい姿勢で定位置に誘導するための灯火である。格納庫横にある赤いものは、いずれも消火設備。
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