ちなみに、最近よくある巨大観覧車にも航空障害灯はちゃんと付いている。直径60mを超える観覧車は、地上からの高さも60mを超えるため(当たり前だが…)航空障害灯が必要となる。営業時間中は航空障害灯もろともくるくる回っているが、営業を終了すると、このように一番高いところに航空障害灯が来るように止める。外周に8灯、中心に1灯取り付けられているが、観覧車の直径によって取り付けられる数は違うようである。なお、いずれも点滅しない低光度航空障害灯である。このイラストではわからないが、実際の巨大観覧車にはきちんと昼間障害標識の紅白塗りも施されている。観覧車本体は同心円状に、支柱部分は紅白の交互である。
 なお、この観覧車の構造では強度が確保できないとか、巨大観覧車にしてはゴンドラの数が少ないとか、どこで駆動させているのかなどのツッコミは、話の本題から外れているので一切無用である。

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