
(左)翼の上面には負圧が、下面には正の圧力がかかり、揚力を生みだしているが、複葉機の上下の主翼が近いと互いに干渉し合ってしまう。
(中)上下の主翼を、主翼の翼弦長の1.5倍以上離せば、干渉は起こらないとされているが、これでは剛性が落ちてしまう。
(右)そこで、上下の主翼を前後にずらし、干渉を避けるのである。

実機、ピッツ・スペシャルのスタッガー。上下の主翼が前後にずれ、これを斜めに渡した部材で支えている。
2002年11月24日 浜松基地
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