主線はIllustrator8.0、黒一色、線幅は0.75pixel、これをPhotoshop5.0ファイルに変換。リサイズはせず72dpi、350×600pixel、元データで0.75pixelの黒線は1pixel幅のグレーの線になる。これを主線レイヤーとして彩 色してゆく。彩色の方法は、数多く発行されている「美少女CG本」あたりを参考にして欲しい。
ある程度彩色が終わったところで主線の色を各部の色に合わせて塗り替えてゆく、鎖骨などの線は「指先ツール」「覆い焼きツール」などを線の流れに沿って走らせ、端部を暈かし、細く柔らかな線に見せかけている。低解像度画像では、主線が太く堅い線になりがちなのでこの作業は必須。

風になびく髪を表現したかったので、1pixelの点3つで5pixel四方くらいの大きさのオリジナルブラシを作り、髪の毛の流れや白いハイライトを描き込みんだ後、指先ツールや消しゴムツール(これもピクセル3点のオリジナルブラシ)で、伸ばしたり消したり強さを変えたりして髪の形を整えた。髪の毛を流す方向によってピクセルの配置を変えたブラシをいくつか用意して使い分けるといい。
タブレットがなくても、マウスだけでできるので、オリジナルブラシを登録できるペイントグラフィックソフト(ほとんどのソフトで可能)をお持ちの方は是非試してみて欲しい。水に濡れた髪もさらさらの髪も自在に描き分けられるようになるのでおすすめ。
動かさない絵ならば、鎌の刃をいくつもぶら下げたようなアニメの髪の毛表現からそろそろ訣別 してもいいと思う。
さて、風を感じて頂けたでしょうか?

それにしてもこのレンズ、手持ちで撮ろうなんて思っちゃいけない。手ブレは補正してくれても構図が決まらない、確実に支えるには上半身の筋肉を全部鍛えないと…。

2000年 Miai Okazaki Adobe Illustrator8.0J、Adobe Photoshop5.5J