−い−

【イ】

一等車の記号だが、現在では「イベント」の「イ」かもしれない。

【イエローボール】

進駐軍専用車に付いていた、専用車を示すマーク。文字どおり黄色い丸印だった。

【イオカード】

JR東日本のストアードフェアシステム用のプリペイドカード、入場の際にカードを直接自動改札機に入れて出場の際に同じカードで運賃を自動的に精算するシステム、ビューカードよりこちらの方が使いでがあるかも。券売機で切符も買えるが、首都圏の駅の券売機でしか使えない。鉄道各社により様々な商品名がある。

【いおん】[異音]

機器から発する通常とは違う動作音や走行中の列車に何かが当たったときなどに発生する音。重大事故に繋がる場合があるので常に注意を払うこと。

【いかす】[生かす]

1.かまに火を入れる、又は電線に電気を通す等、運転可能な状態にすること。

2.突放した貨車を減速し過ぎたとき、ブレーキを弛めて速度を維持すること。

3.運休した列車を再度運転すること。

【イカロスしゅっぱん】[イカロス出版]

元々民間航空関連の本を出版していたが、最近やたらと鉄道関係の本を出版している。果たして第2のネコパとなるか?

【いきている】[生きている]

1.ボイラーに圧力がある蒸気機関車。

2.パンタグラフが上がっている電気車。

3.エンヂンがかかっているヂーゼル車

4.ダイヤが混乱した際の運転整理時に運休した列車に対して運転している列車のこと。

【イグナイトロン】

水銀整流器の一種、ED70・72及びED71の試作車2・3号機に使用されていた。後にシリコン整流器に改造されたものもあった。

【いけぶくろ】[池袋]

みょうにアレな手書きポスターがときどき出現する駅。配布されている周辺マップもなかなか鋭かった。山手線の車内で「池袋駅のポスターってどんな人が描いてるんだろうね?」って話していた女の子たちがいたけど、ふっふっふ、私は知っているぞ、ね、H山さん!。

【いけふくろう】

池袋駅東口地下の待ち合わせ場所にあるふくろうの像。いけぶくろのふくろうの像で、いけふくろう、うーん、わかりやすい。

【イゴナナ】

EF58-157の事。最近では病原性大腸菌O-157の事を「オーイゴナナ」とも言う。

【いし】

トランジスター、ダイオード等の半導体のこと。

【いじょうじ】[異状時]

列車の遅延や、機器の故障などによって生じる、作業の変更などの、平時の状態とは異なる取扱をする状態を運転用語でこう呼ぶ。「異常」ではないので注意を。→緊急時

【イソ】

→ISO

【いそうせいぎょほうしき】[位相制御方式]

交流電気機関車のタップ切換方式に代わる制御方式。

《サイリスタブリッジしき》

〈サイリスタブリッジ式〉

ED78やEF71に用いられている方式、ブリッジ式にすることにより交流回生ブレーキを可能にしている。

《ぎゃくへいれつサイリスタブリッジほうしき》〈逆並列サイリスタブリッジ方式〉

ED77に用いられている方式。位相制御方式は足をつっこむと泥沼にはまるので近寄らない方がよい。

【イソかんど】[ISO感度]

国際標準化機構の定めた、フィルムの感度を表す単位。ISO100/21°のように表記し、/(スラッシュ)の前にある100はアメリカ規格協会(ASA)後ろの21がドイツ工業規格(DIN)に、それぞれ相当する。一般にISO100/ 21°より感度の高いものを高感度フィルムと言い、これより低いものを低感度フィルムと呼んでいるけれども、あくまで一般的な呼称で、そこまでISOで定めているわけではない。

【イソコンテナ】[ISOコンテナ]

国際標準化規格に基づく物流コンテナ。寸法、強度、用途、荷役装置や緊締装置などについて細かく定められ、建て前上では世界中どこへでも持っていけるようになっている。大井埠頭やポートアイランドに山積みになっているコンテナのほとんどがこのISOコンテナ。現在主流を占めているコンテナは全長20、40フィートの二種類、全高は8フィート5インチ、全幅8フィートとなっている。JR貨物のコキ100形コンテナ車は、第1種車両限界という限定された条件で、最大、全長42フィート、全高8フィート5インチのISOコンテナを1両あたり1個搭載できるが、今後主流を占めるであろうハイキューブと呼ばれる全高9フィート5インチのコンテナへの対応は、新型車の開発を待たねばならない。ちなみに、全長45フィート、48フィートなどのコンテナは、アメリカ国内輸送専用で、ISOコンテナではない。

【イソねじ】

ISO規格のねじのこと。メートル規格のねじで、一般にミリねじなどと呼ばれる。このねじを使っている機関車などは、銘板に「○」の中に「M」が入ったマークが付いている。

【いただいわく】[板台枠]

板状の鋼板に造作をした台車台枠のこと。

【いたちじゅんかい】[いたち巡回]

線路巡回者が時々立ち止まって後ろを振り返ってみながら巡回する方法で、警戒心の強いイタチが歩く姿に似ているから。

【いたパチくん】

踏切監視カメラの愛称。中身は使い捨てカメラだゾ。

【イチニッパ】[128]

MOの容量ではなく、JR線上唯一残った朱色4号とクリーム4号のツートンのキハ52-128の事。

【いちノッチながし】[1ノッチ流し]

始発駅での発車で、マスコンの1ノッチで列車を起動させた直後にノッチを切り、3〜5m楕行してブレーキの緩解状況を確認すること。ブレーキが緩解していないと直ぐに止まってしまう。“流しノッチ”と言う方が一般的である。

【いちまいのきっぷから】[一枚の切符から]

かつて国鉄が行ったキャンペーンの一つ。TVCMは結構渋かったと思う。

【いっかんパレチゼーション】[一貫パレチゼーション]

一定の規格のパレットを使用して行う物流の方式。略して“一貫パレ”とも言う。

【いっこう】[一交]

24時間一交代制勤務の略。朝出勤すると翌朝明けとなるまでの長い長い24時間勤務である。4時間の睡眠時間と1時間づつ2回の休憩時間がある。

【いっこん】[一混]

別にこれから酒を酌み交わそうと言うわけではない。第一種混合炭の略。

【いっさん】

帳簿の計算と実際の金額があうこと。

【いっせんスルー】[一線スルー]

単線区間の交換駅で、通過列車を大幅に減速することなく通過させるために、分岐器を両開きから片開きに変えて直線側を高速通過できるようにすること。スピードアップが出来、乗り心地も良くなる、一石二鳥の効果がある。

【いっそう】[逸走]

入れ換え中の車両を取り逃がして本線に出してしまうこと。本線が下り勾配だと非常に危険である。

【いっそうさんれん】[一操三連]

駅や操車場での入れ換え作業の基本人員のことで、操車1人に連結担当が3人付くのが普通である。が、しかし、貨物列車の減少、余剰人員削減により一操のみが多くなった。

【いっそうちゅういけいひょう】[逸走注意警標]

停車場内が勾配になっていて車両が転がりやすい場所に設置される看板。黒い縁取りの付いた黄色い逆三角形の反射板を、下側1/3を黒く斜めに塗りつぶして、中央の黒丸の中に「転」と言う文字が描いてある。いかにも不安定そうな看板である。

【いったいあつえんしゃりん】[一体圧延車輪]

輪心とタイヤ部分が別になっている車輪とは違い、輪心からタイヤ部分が一体になって作られている車輪。それまでのタイヤとスポークを組み立てる車輪と比べ、価格は高いが、強度は飛躍的に増した。板谷峠を越える客車がブレーキの使い過ぎにより焼きバメしてあるタイヤが弛緩して運転不能になることが多発したので板谷越えをする急行用客車から優先的に取り替えられた。何せ米沢から福島に下りてきた客車の制輪子が赤く光っていたそうである。 ICEが一体圧延車輪を使って無かったのには驚いたネ。

【いったんていしひょうしき】[一旦停止標識]

入換中の車両を一旦停止させる必要のある場所に設けられる標識。白色反射板にズバリ「一旦停止」と描いてある 判りやすい標識。縦書きなので「一日一回停車すればいいんだ!」と言った奴が居たが・・・。

【いっつうこくさんどうさ】[一通告三動作]

一つの通告に対して、1.復唱、2.確認、3.操作、の三つの動作をすること。安全第一主義のお手本。

【いつつどうべん】[五つ道弁]

水揚げ装置の一部、内部に吐出弁・吐出補助弁・空気弁・給水弁がひとまとめになっている弁装置。昔は手動コックになっている“五つ道コック”を使っていたが、より軽量な五つ道弁に取って代わり、更に給水の際に手動での切り替えを廃した“自動五つ道弁”に変わった。→五道弁(ごどうべん)

【いってこい】[行って来い]

一往復のこと。

【いっとうしゃ】[一等車]

三等級制時代最高の接客設備を持った客車。庶民は乗れない車両である。その後の二等級制では廃止されている。 現在では保存・イベント用などで残るのみである。

【いっぱんしゃ】[一般車]

旧型客車のこと。50系客車もこう言う場合がある。

【いっぱんりょこうとりあつかいしゅにんしゃ】[一般旅行取り扱い主任者]

運輸大臣の認可を受けた旅行代理店で、海外旅行を含めた団体旅行を主催することのできる国家資格。

【いっぽんあがり】[一本上がり]

所定の列車より一本前の列車に乗務すること。

【いっぽんおち】[一本落ち]

列車の遅延時に所定から一本後の列車として運行すること、または運用変更で一本後の列車に乗務させられること。

【いっぽんれっとう】[一本列島]

青函トンネルと瀬戸大橋が開業したときのJRのキャッチフレーズ。文字通り日本列島が一本の線路で繋がったから。

【いてき】[医適]

医学適性検査の略。運転従事者は全て年1回受けなくてはならない。視力、聴力、血圧などであるが、動力車乗務員は更に、脳波試験、血液検査、梅毒検査などを受けなくてはならない。

【いでんあつぼうしん】[異電圧冒進]

交直流車で電源切換をせず異電圧区間に進入すること。異電圧区間へ進入するとABBや高圧ヒューズ等によって回路が保護される。401系試作車の冒進試験の際に直流冒進試験はうまく行ったが交流冒進試験の際には直流避雷器が爆発したり直流回路に交流が侵入して大変だったそうな。

【いどうきんしあいず】[移動禁止合図]

車両を検査・修繕・連結・解放をするとき車両を移動させないようにするための合図。途中駅で増結・解放するときに赤色旗や赤色灯を点灯しているアレである。

【いどうきんしあいずき】[移動禁止合図器]

移動禁止合図を伝えるための赤色灯火、頻繁に増結・解放を行う駅などに取り付けられている。解除するときは赤色灯を消灯し、白色灯を一定時間点灯する。

【いなおりごうとう】[居直り強盗]

旧国鉄債務処理法案のこと。

【いながし】[居ながし]

明けが遅い仕事で次の日、出勤が早い仕事の時そのまま職場に泊ること。

【いなす】

緩めること。きかすの反対語

【いぬくぎ】[犬釘]

レールを枕木に固定する釘。明治時代に英・独から輸入した物には頭部に犬の顔が彫刻してあった。

【いぬっぱしり】[犬走り]

道床の両側の平らな部分。“いぬばしり”とも言う。こっちの方が一般的か。

【いばこー】[茨交]

茨城交通線の略。殆ど話題にならないような路線だったが、キハ11を国鉄色に塗ったとたん大挙してレールファンが押し寄せることとなり、一躍有名路線の仲間入りをした。当時の一日乗車券の売れ行きの凄いこと凄いこと、それを売っていた駅員さんの嬉しそうなこと嬉しそうなこと。

【イプサムカラー】

タキ1000、タキ43000の緑と灰色の新色。ニックネームは「イプー」。

【いぶす】

蒸される。

【いのヘッド】

京王帝都電鉄井の頭線のこと。

【いもむし】

1.,小型の牽引車に牽かれた荷物用の台車。数両つなげてうねうね走るところからこう呼ばれる。

2.,名鉄の3400型電車のこと。流線型の車体形状からこう呼ばれる。

【いやみや】

言うことはきついが説得力のある店主のお言葉で知られる二子玉川の某模型店のこと。

【いりゅうしゃりょう】[遺留車両]

事故などにより停車場間に残った車両。

【いれかえあいず】[入換合図]

車両の入換をする際の合図。

《合図者の方へ来い》

緑色旗(灯火)を左右に動かす。

《合図者から去れ》

緑色旗(灯火)を上下に動かす。

《速度を落とせ》

上下または左右に動かしている緑色旗(灯火)を大きく上下に動かす。

《ほんの少し前後しろ》

赤色旗を絞ったまま頭上に掲げ「合図者の方へ来い」または「合図者から去れ」の合図をする。

《停止しろ》

赤色旗を掲示する。

これであなたも入換が出来るゾ。

【いれかえあいずき】[入換合図器]

入換合図を伝えるための灯列式の表示器。坂阜(はんぷ)用と平面用があり白色灯火が縦十字に四個並んでいる。坂阜用は目立つように大きめの灯火が、平面用は中継信号機の灯火が四っになったようなスタイルをしている。合図方法はどちらも同じである。

《定位》

すべて消灯。

《合図器の方へ来い》

上下二個点灯。

《合図器の方へ徐々に来い》

上側三個点灯。

《合図器の方へ最徐行で来い》

上側一個点灯。

《合図器から去れ》

四個全部点灯。

《合図器から徐々に去れ》

下側三個点灯。

《停止》

左右二個点灯。

【いれかえきかんしゃひょうしき】[入換機関車標識]

入換をする機関車が表示する列車標識。左側の尾灯を一つ点灯する。

【いれかえしんごうき】[入換信号機]

常置信号機の内、主信号機の一種。構内運転や入換を行う列車や車両に対して停止または進行を現示する信号機。信号機だから防護区間を持っているが、ATSとは連動しないことが多いので、特に注意が必要である。二個の白色灯火が水平か斜めに点灯することにより停止か進行かを表示する信号機の下に青色の“入換信号機識別標識”が点灯している。この青い灯火が点灯していないと“信号機”ではなく“標識”の扱いになって紛らわしいことこの上ない。

【いれかえしんごうきしきべつひょうしき】[入換信号機識別標識]

入換信号機の下で点灯している青い灯火のこと。点灯しているときは上部の灯火は“入換信号機”として機能し、消灯しているときは“入換標識灯”として機能している。紛らわしいことこの上ない。→目玉

【いれかえつうこくあいず】[入換通告合図]

入換作業の順序及び方法を伝える合図。

《定位》

赤色旗を左手に緑色旗を右手に絞ったまま両腕をたれる。

《連結》

両方の手旗を頭上に高く掲げ柄の部分を水平に合わせる。

《突放》

両方の手旗を頭上に交差して数回急激に左右に開く。

入換通告合図の内、連結・突放は“入換合図器”を使うこともできる。

《連結》

上側三個同時点滅。

《突放》

上下二個同時点滅。

【いれかえつうこくあいずのおうとう】[入換通告合図の応答]

入換通告合図を受けた相手(機関士)は汽笛合図を

《連結》「ポッポッ」

《突放》「ポッ」

の様に行う。

【いれかえひょうしき】[入換標識]

入換信号機と同じ形をしているが、入換信号機識別標識の青い灯火が点灯していないか、最初から設置されていないものが入換標識で非常に紛らわしい。信号機ではないので線路の開通状態を示しているだけである。

【いれき】[入機]

入れ換え用機関車のこと。

【いれこみ】[入れ込み]

支社境界を越えて他の支社管内へ、または列車区間から電車区間相互に列車が進入すること。仲の悪い東京地域本社と高崎支社では気にしているようである。高崎支社の臨時列車が宮原始発なのは上野〜大宮間の線路容量が一杯なのと、東京地域本社と高崎支社の仲の悪いからのようである。また、高崎線の宮原や中央本線の相模湖駅で停車時間が長いのは、入れ込み列車の遅れを持ち込ませないようにするためである。

【いれしん】[入信]

入換信号機の略。

【いれひょう】[入標]

入換標識の略。

【いろおんど】[色温度]

光の色を温度で表したもの。単位は°K(ケルビン)と言い、数値が大きいほど青い色になっていく。電球は3000°K位で、色温度が低く赤みがかった色になり、日陰や曇り空では6500°K程度で、色温度が高く青みがかった色になる。晴天日中の光やストロボ光は約5500°Kで、デイライトフィルムはこの色温度を基準にして発色を決めているので、使用する光源によってはフィルターなどによる補整や、プリント時の色調整が必要になる。ビデオカメラのホワイトバランス調整は光源の色温度を検知して、カラーバランスを調整する機構。

【いろガマ】[色ガマ]

特別色に塗られた機関車のこと。

【イロハ】

客車の一等・二等・三等の標記。ただ単に順番である。

【いんぎんぶれい】[慇懃無礼]

機関車一両ウン十万円などという超高級鉄道模型を扱う店における店員の態度。銀座の天○堂がまさにこれである。こういう店で常連を気取る安っぽい大人にはなりたくないものだ。

【いんしゅ】[飲酒]

仕事中に酒を飲むこと。つい最近までどこの職場でもやっていた。(筆者自身学生助勤をしていたときに酒を買いに行かされたことがある)今は見つかると即刻クビになり、二日酔いでも強く罰せられる。フツーのサラリーマンは「這ってでも出勤せよ!」と言われるが、そんなことをすれば即クビである。やっぱ違うのよね、ウチの会社。

【インゼクタ】

蒸気機関車のボイラーに水を送る注水器。英語のInjectorから。大型機には給水ポンプ一基とインゼクタが一基、小型機にはインゼクタが二基取り付けられている。真空作用を利用して、霧吹きのようにボイラー内へ水を送る装置で、リフティング式とノンリフティング式があり、国鉄蒸気は全て前者を使っている。

【いんせん】[院線]

鉄道省よりさらに昔、鉄道院と言われていた時代の国鉄線のこと。

【インターシティ】

西ヨーロッパで運行されている都市間国内特急。おおむね1時間間隔で運行される昼行列車で、イギリスで始まり、ドイツで今日の原型が作られた。日本のエル特急のもとにもなっている。フランスの“TGV”、ドイツの“ICE”などもインターシティとして運行されている。

【インテグレードがせん】[インテグレード架線]

中央線の東京駅付近の架線と言えば解りやすいかも。従来のごちゃごちゃしている架線に比べて電線の数を減らし非常にすっきりとしていて、周囲の景観に違和感を与えないようになっている。架線を延伸する際の自動化も進めている他、吊架線がき電線も兼ねている。

【いんちきグレードアップ】

臨時の「あさま」に使われていた長野運転所所属の489系のこと。中身はそのままなのにグレードアップ車と同じ塗装をしているから。現在は廃車になったが、最後のお勤めとして大宮工場一般公開の際に体験乗車用に使われた。

【いんちきナンバープレート】

JR東日本のD51-498に付いていたナンバープレート。D51の形式入りのナンバープレートは初期の300両くらいで、この番台のD51に形式入りのものはない。現在はちゃんとしたものが付いている。C58-363も同じだが、こちらはなおされていない。(でもおれは形式入りナンバーの方が好きだ)

【いんちきよんぱーご】[いんちき485]

JR東日本の「はつかり」用の更新工事を施工した485系、殆ど別物になっているが、新車の雰囲気を出してお客をごまかそうというもの、でもかっちょえーので筆者は好きである。ほくほく線乗り入れの「はくたか」にも登場した。

【インディアンとそう】[インディアン塗装]

二代目新潟色で塗られた車両、顔がシマシマだから。単に「インディアン」とも言う。

【いんでん】[院電]

明治時代の鉄道院時代に走っていた電車のこと。

【インバーター】

直流または交流の電気から、交流を発生する装置。JISの用語ではインバータ。→コンバーター

【インバーターせいぎょ】[インバーター制御]

→VVVF制御

【いんぱつ】[印発]

印刷発行機の略。切符を印刷して発行する機械、手書き発行に比べて格段に早く正確になったが切符を集める気力はなくなった。

【インピーダンスボンド】

線路というのは、帰線路といい電化区間では電気車で仕事をした電気が変電所へ帰るための役割をする、つまり線路にも電流が流れていて変電所まで繋がっていなければならないが、信号電流を流して閉塞を切るためには線路を絶縁しなければならない、すると線路は変電所まで繋がらなくなってしまう、そこで登場するのがインピーダンスボンド、高周波(と言っても大して高いわけではないが)の信号電流を絶縁し直流は通す都合の良いもの。