−く−

【ク】

1.,電車の制御車。語源は「他の車両を駆動している」の駆動の“ク”である。でも駆動しているのは電動車だと 思うが・・・。

2.,貨車の車運車の記号。車の“く”から。

3.電略で“区”の意味。

【ぐ】[具]

パソコン用のCD-ROMで、エーアンドピーコーディネータージャパン株式会社が発売している版権フリーデジタル写真素材集。リクルートが出版している「電車でGo!」の攻略本に載っているイメージ写真は「GU」シリーズの内、18MBデーターの「具-写真」の「旅情」(標準小売価格\6800-)に収録されている写真である。全200カット中、196カットが編者の高橋の撮影である。(みんな買ってチョ!)他にも「具-満タン」や36MBデーターの「Super-GU」がある。

【クイルしき】[クイル式]

EF61等に採用された動力伝達方式。ツリカケ式に代わるものとして登場したが、異常振動などが発生したために結局ツリカケ式に戻った。

【くうきしゃだんき】[空気遮断機]

交流電気車に搭載され、交流の特高圧回路を遮断するもので、電流の流れている電気回路を遮断する際に起きるアークを高気圧の空気を吹き付けることで消す。主回路の投入や遮断に使われる他、主回路の異常時には主回路を遮断して危機を守るためにも重要な機器である。屋根上のパンタグラフの近くに設置されていて、作動すると「バシュッ!」とものすごい音がするのですぐにそれと解る。屋根上に雪が積もっていると雪が飛び散るのでご注意を・・・。→ABB

【くうきだめ】[空気ダメ]

列車が走行するために必要なエアーを溜めておくエアータンク。主に次のような物がある。

《元空気ダメ》

コンプレッサーで作られた7〜8kg/uのエアーを溜めておくタンク。ここから各空気ダメに供給される。略して元ダメ(もとだめorげんだめ)とも言う。

《補助空気ダメ》

制御弁により制動管の5kg/uのエアーの供給を受け溜めておくエアータンク、ここにエアーがないと自動ブレーキは絶対利かない。補助ダメとも言う。

《付加空気ダメ》

制御弁により制動管の5kg/uのエアーの供給を受け溜めておくエアータンク、非常ブレーキの際には制御弁の作用により補助ダメのエアーと共にブレーキシリンダーへと送り込まれ大きなブレーキ力を発生させる。常用ブレーキを弛めた際には補助空気ダメへエアーの再充填を行う。

《急動空気ダメ》

非常ブレーキの際にここのエアーを使って制御弁を作動させ制御弁からも制動管の減圧を行い、列車全体に非常ブ レーキを伝達する為のエアーを溜めておくエアータンク。

《ツリ合イ空気ダメ》

列車の長短に関わらずブレーキ効果を一定に保つためブレーキ空気圧力を補正するために使うエアーを溜めておく エアータンク。

《制御空気ダメ》

直接ブレーキには関係ないが、戸締め装置などへエアーを供給するためのエアータンク。

【くうきちょうわ】[空気調和]

室内の人に秋のような快感を与え生活しやすくなるように室内の空気の温度・湿度・清浄度を調整すること。略し て空調とも言う。

【くうきブレーキ】[空気ブレーキ]

自動ブレーキ・直通ブレーキ・電気指令式ブレーキがある、一番確実性が高いので特殊用途の車両を除いては全てこ のブレーキシステムを使っている。“空気投げ”とはなにも関係は無い。

【くうそうじかん】[空走時間]

ブレーキを操作してから作用するまでの時間。短くするために色々な工夫が凝らされている。

【くうしゃ】[空車]

乗客や荷物を載せていない状態の車両。

【くうそうきょり】[空走距離]

ブレーキ弁を操作してから実際にブレーキがかかるまでのタイムラグ。短くするために色々な工夫が凝らされてい る。

【クールコンテナ】

一定温度や低温での輸送が必要な貨物を輸送するコンテナ。各コンテナに電源ユニットと冷凍機が載っている分散 型と、コンテナには冷凍機のみしか載っていない集中型とがあるが、現在は分散型が主流になっている。

【くうへん】[空返]

貨物列車を空荷で回送(返却)すること。

【クエンチげんしょう】[クエンチ現象]

超電導コイルの超電導状態が、温度上昇により失われること。

【くかんれっしゃ】[区間列車]

拠点間ではなく短い距離を走る列車。→チョン

【くさびゴム】

“Hゴム”の事、ガラスをはめ込んだ後に楔のようにゴムを挟み込んでガラスを固定するとところからこの名があ る。

【クシェット】

→Couchettes

【くしがたホーム】[櫛形ホーム]

阪急梅田駅や上野駅の地平ホームのような頭端式ホームのこと。ホームの形状が櫛のようになっているから。

【くしろのきゅうきゃく】[釧路の旧客]

変な客車が揃っている。スハ42改造のスハフ42や、外観はアルミサッシで青色15号塗装なのに車内はニス塗り だったり、車掌室のすきま風防止のために家庭用の引き戸のアルミサッシが付いていたり、更に釧網本線を走る客 車は混合列車だったので各車に温気暖房機を装備していたりした。国鉄線上で最後までストーブ付きの客車オハフ 60-44が残っていたのもここである。

【くせがね】

曲がりやキズなどの癖のあるレール。

【くだり】[下り]

主に起点から終点に向かう列車のこと。列車番号は奇数で表示される。例外も勿論ある。

【くだりこみ】[くだり込み]

列車が進行する方向の下り勾配。

【グッたいむ】

JTB時刻表の本文ページ欄外の読者投稿コーナー。旅の途中の暇つぶしに最適だが、これが読みたいがために出か ける用事もないのに時刻表を買う人もいる。

【くにたちしひかり】[国立市光]

国分寺市にある“財団法人-鉄道総合技術研究所”へ国立駅から伸びている引き込み線の通っている国立駅北口の町 名。地名の由来はもちろん新幹線「ひかり」号から。因みに北口駅前通りは「光町通り」と言い、引き込み線の脇 には「バー引き込み線」と言う怪しい飲み屋がある。→国分寺市光町

【くぶしゃ】[供奉車]

お召し列車で御料車の隣に連結され、随行する人たちが乗る車両。

【くぶんそうち】[区分装置]

→セクション3.

【クモ】

運転台が付いている電動車、制御電動車の記号。

【クモハ】

運転台が付いている電動普通車、制御電動普通車の記号だが、戦時設計車で部品不足のため後で電装しようとモー ターなしで新製した制御電動車を当時“クモハ”と言った。モーターはないのに電動車として数えられていたので、 “4M4T”の列車が実は“1M6T”で池袋の勾配を上れなかった、なんてこともあった。→サモハ

【クヤ497】

鉄道総合技術研究所が所有するクモニ83型を改造した実験車。以前はちゃんと車籍があって営業線路上も走れた。 最近車籍が無くなってどうしたのか心配していたら、可変軌道台車を履いて新聞に載っていて、全身「技研」の コーポレートカラーのラベンダー色に塗られててびっくりした。

【くら】[庫]

機関車や車両を入れる車庫。SLは屋根のある機関庫に留置しておくことが多いが最近の車両は修理・検査以外は屋 外に留置するのがタテマエなので、検査周期の延伸と相まって塗装や外板の痛みが問題となりつつある。

【クライオスタット】

超電導コイルを入れる、極低温保温容器。

【くらきょう】[庫教]

学園を卒業したばかりの新人や病み上がりの人を区で再教育すること。

【クラッカープレート】

防護無線や火災報知器の押しボタンに付いているアクリル製のカバーのこと。ボタンを押す際には押し破る。全然関係ない話だが、火災報知器を作っている会社でズハリ名前が“ホーチキ”という会社がある。

【くらで】[庫出]

新人や事故を起こした乗務員、及び病欠から復職した乗務員などが、再教育の為乗務させず日常勤務に就くこと。

【グランドスイッチ】

大きいスイッチという意味ではない。正しくは「グラウンドスイッチ」と言う。電車の床下にある「GS」と(グループサウンドじゃないゾ)描かれた箱がそれである。事故の際に、架線の電気を線路に接地させることにより、変電所からの送電を止めて他の電車を止めるスイッチ。接地スイッチとは違う。

【グランドひかり】

100系新幹線電車、いわゆる二階建て新幹線で運転されているひかり号の内、JR西日本に所属する二階建てグリーン車3両と食堂車1両を連結したひかり号を特にこう呼ぶ、昼行列車としては世界でも有数の豪華列車であることはあまり知られていない。

【ぐり】

小石。

【クリアランス】

1.車両接触限界標識のこと。

2.蒸気機関車のシリンダーのピストンが最大値を取ったときの、シリンダヘッドとピストンの隙間のこと。

【クリープ】

北海道産のミルクから作られるコーヒーに入れるものではなく、レールの“ふく進”のこと。

【グリーンカウンター】

みどりの窓口ではなく“お客様”からの苦情や意見の受付窓口、実際に機能しているかどうかは不明。

【グリーンしゃ】[グリーン車]

普通車より接客設備の良い優等車両のことだが、車両によっては随分と差があったりする。シンカンセン100系と300系では差があり過ぎるようにも思えるが・・・。昔の二等車が一等車になり現在のグリーン車になった。記号は“ロ”である。→特車

【グリーンベルト】

駅に停車した際に、この範囲内に乗務員室があればドア扱いをして差し支えないことを車掌に示す緑色の帯、“停止位置限界表示”のこと。編成両数の数字と共に表示されることが多く、編成両数が複数ある場合は色はグリーンとは限らない。

【グリーンメールボックス】

グリーンカウンターの代わりにある目安箱。

【グリス】

潤滑油の一種でクリーム状になっているもの、正体はマシン油と石鹸である。この為油で真っ黒になった手を洗うとき新品のグリスをよく擦り込み一旦ふき取ってから石鹸で洗うとよく落ちる。グリスの堅さの度合いを“ちょう度”という。

【クリンカー】

蒸気機関車で梵火が悪いと、火床一面に溶けた石炭殻が固まってしまう、こうなると一大事で、通風が悪いから余計に燃えが悪くなってしまうし火床整理が大変だ。これをクリンカーと言う。(関西ではアメと言う)

【クルーズトレイン】

オリエント急行など、列車に乗ることを目的に設定され、乗客を募集する臨時列車。但し正式な名称ではなく、ガイドブックの独自の呼称のようだ。

【クルクルパー】

1.,蒸気機関車の煙突に取り付ける回転火の粉止めのこと。上から見ると金網がクルクル回るのが見えるので、この名がある。皿形と円盤形の2種類があるが構造は同じである。「理研のワカメちゃん」でお馴染みの理化学研究所が1955年頃考案した。これを付けると燃えが悪くなり形も悪くなるので乗務員からも写真鉄チャンからも嫌われた、東京近郊のO機関区には並みいる見物人の前で予告通りにこれをドラフトでぶっ飛ばして見せた凄腕の機関士がいた。

2.,踏切の障害物検知装置の信号のこと。正しくは特殊発光信号機。5個の赤いランプが回転するように発光する。

【くるまどめ】[車止め]

線路の終端に設けられ制動操作を誤った車両の内、停められるものだけを停止させるもの。

《第一種車止め》

砂利を持った立派なもの。安全側線などに設けられる。

《第二種車止め》

短いレールを組み合わせて、ピラミッド型にしたもの。トミックスのエンドレール〈品番号1401〉がコレ。

《第三種車止め》

レールを曲げた簡単なもの。

【くるまどめひょうしき】[車止め標識]

軌道の終端を表す標識。

【クレイチ】

EF66-901の事。

【グレードアップしゃ】[グレードアップ車]

183・189・485系などの特急電車をシートピッチを拡げたり座席を新型のものに交換するなどしてイメージチェンジを図った車両。指定席車では側窓の寸法が上下方向に拡大され、座席も約10センチ高い位置に取り付けられているために視界は広くて良いが、網棚に頭をぶつけやすい。

【クレペ】

クレペリンテストの略。横一列に並んだ一桁の数字を一つづつ足していくという不毛の試験。しかし、こいつを侮る無かれ性格まで判断してしまうそうだから。

【グレン】

起重機。主に機関区の構内でSL用の石炭を積み込む大型の機械、クレーンが訛ったもの。

【くろごやふみきり】[黒小屋踏切]

東北本線東鷲宮〜栗橋間にある小さな踏切。周囲が田んぼで開けているため、珍しい列車が走ると多くの鉄道ファンが集まる。

【クロスヘッド】

蒸気機関車でピストンの動きを主連棒に伝える役目をする部品。併せて弁装置にも動きを伝える役目も持っている。

【クロッシング】

レール同士が交差している部分のこと。大きく分けて“固定クロッシング”と“可動クロッシング”の二種類がある。

【クロッシングガードレール】

クロッシング部分で異線進入や脱線を防止するために設置される。

【クロッシングばんすう】[クロッシング番数]

クロッシングの角度を表す単位で、尖っている方のレールの先端からの距離(Aとする)と開いたレールとの距離(Bとする)の比率で表す。A=10、B=1とするとA÷B=10となり、このクロッシングは10番ということになる。在来線の最も大きい番数は、石勝線の楓駅で使われている20番で、新幹線では上越新幹線下り線と長野新幹線下り線を振り分けるポイントが37番になっている。

【くろっパ】[黒っパ]

撮影スタヂオで仮留めなどに使うための黒い紙テープのこと。「パーマセル」というメーカーの品物だから。屋外の 撮影でもひとつ持っていると便利である。→白っパ

【くろニャンコ】[黒ニャンコ]

Hゴム改造を受けたEF58で、黒のHゴムを使ったものを指す言葉。

【グロベン】

グローブ型ベンチレーターの略。グロテスクなわけではない。

【くろやね】[黒屋根]

トビ色に塗られているワム80000などの有蓋貨車に対して、黒一色のワム60000・70000・90000などの昔の有蓋貨車。

【ぐんばた】[軍畑]

正しくは「いくさばた」と呼ぶ。青梅線にある駅でED16型が活躍していた頃は有名な撮影地だった。EF64型になってから筆者は行っていないのでどうなったかネェ。ついに1998年お盆に、貨物列車が無くなった。

【くんれん】[訓練]

読んで字の如く訓練。作業の合間に行われる枠内訓練と、超過勤務の対象となる枠外訓練とがある。

【くんれんセンター】[訓練センター]

JR東日本各支社にある乗務員などを訓練する施設。実物大の電車でGo!があるゾ。