−の− 【のうどチャート】[濃度チャート] リンゲルマン煙濃度計のこと。 【ノーズかどうクロッシング】[ノーズ可動クロッシング] クロッシングの一種で、途中の隙間部分をなくすためにノーズ(尖った部分)部分が可動してウィングレールに密 着する構造のクロッシング。新幹線で使われていたが、最近では京急辺りでも見掛けるようになってきた。 【のこりダイ】[残りダイ] トンネル工事で発破をかけた後のズリの中に不発(未発)のダイナマイトが残っていること。非常に危険。 【ノスタル】 五能線の観光列車“ノスタルジックビュートレイン”の略で、地元の駅ではこう言う。何がノスタルジックなのか 会社はあまり解っていないようだが、冬に乗ると非常によい雰囲気である。→ノスビュー 【ノスビュー】 ノスタルジックビュートレインの略。鉄道雑誌でこの言葉が使われてからこちらの呼び名が定番になった。 【のせこみダイヤ】[乗せ込みダイヤ] 上野駅乗せ込み班の作業予定表。列車名・発車番線・発車時刻・編成内容などが書かれている。藁半紙なのですぐに擦 り切れてしまう。 【のせこみ】[乗せ込み] 新幹線開業前の上野駅で盆暮れ正月ゴールデンウィークになると出てきた、自由席の乗車整理班、ピンクがA班、 黄色がB班、青がC班、緑がD班の色分けされた腕章をして学生助勤がよくやっていた。 【のぞみすどおり】[のぞみ素通り] JR東海の新幹線のキャッチフレーズ「のぞみ大通り」をもじったもの、のぞみが通過する名古屋付近でキャンペー ンを実施していたが、のぞみが全部名古屋に停車するようになったのはこれのお陰かどうかは解らない。 【ノッキング】 ヂーゼルエンヂンで負荷がかかった際にシリンダー内の着火時期が遅れ、シリンダー内の圧力上昇が急激になるた めに振動と音が大きくなること。 【ノッチ】 本来の意味は刻みのことであるが、電気機関車のマスコン刻み板から、マスコン操作のことを指すようになったの である。ファンがよくマスコン本体のことをノッチと言っているが、これは誤りである。 【ノッチのこし】[ノッチ残し] ノッチ(マスコンハンドル)をOFFにしたつもりがOFFになっていない状態。列車を停止させる時止まらなくて びっくりする。時には信号を冒進したり、電気機関車では留置中に“ノッチ残し”をやると抵抗器が加熱し燃える ことがある。 【ノッチもどしせいぎよ】[ノッチ戻し制御] 上り勾配途中で手前のノッチに戻すときに通常の制御器のカム軸は一定の方向にしか回らないので、一旦マスコン ノッチをOFFにしなければならないが、そうすると上り勾配途中で減速してしまう。それを防ぐため、進段した制 御器のカム軸を逆転させる機構を持っている制御方式のこと。115・165・455系などで採用されている。 【のびのびきっぷ】[のびのび切符] 現在の「青春18切符」の事。発売された当初は「青春18のびのび切符」と言う商品名だった。今でもこう言う人 がたまにいる、こう呼んでいる人は年齢がほぼ三十を越えていると思って間違いない。→18キップ 【のぼり】[上り] 主に終点から起点に向かう列車のこと。列車番号は偶数で表示される。例外も勿論ある。 【のりあがりだっせん】[乗り上がり脱線] 横圧が大きい場合にフランジがレールに乗り上げてしまう脱線。 【のりこしぶんきき】[乗越分岐器] 特殊分岐器の一種、基本レールを乗り越えて分岐するもので、安全側線で使われ、本線側には継ぎ目がない。 【のりさげ】[乗り下げ] 運材台車に積まれた材木に人がまたがり、ブレーキてこにかけたロープを手綱にしてスピードを制御しながら山か ら木を下ろすインディー・ジョーンズ顔負けの豪快な輸送法。現在も屋久島で行われている。やっぱり鹿児島の人は やることが豪快である。機関車は運材台車を山に運び上げるためにある。別名、一人御柱まつり。 【のりてつ】[乗り鉄] 鉄道に乗って旅をすることが生き甲斐の人々。取りあえずお金を払ってくれるので鉄道会社には比較的ありがたい 存在。 【ノリホ】 乗車人員報告のこと、列車別交通量日報とも言う。 【のりめん】[法面] 切り通し区間や盛り土区間での斜面のこと。 【のんちゃん】 新幹線「のぞみ」号のこと。 |